志摩の三大石神のひとつ 三重県志摩市磯部町上之郷
志摩市磯部町上之郷の山あいに、静かに立つ石神。石碑には「志摩の三大石神 上之郷石神」と刻まれ、古くからこの地の産土神(うぶすながみ)として大切に祀られてきました。
木立に囲まれた小径を進むと現れる木の鳥居をくぐり、苔むした石段をのぼった先に石神は鎮座しています。派手な社殿を持たず、山の空気と木漏れ日の中にひっそりと存在するその佇まいは、伊勢志摩に息づく素朴な信仰の形を今に伝えています。
入口には「(旧)産土神」と書かれた木の案内板も残されており、土地の人々が長く守り継いできた信仰の場であることがうかがえます。観光地化されていない、地元の暮らしに根ざした石神だからこその静けさが、この場所の魅力です。
石碑には「志摩の三大石神 上之郷石神」と刻まれています。志摩地域には古来より石に神が宿るとされる信仰があり、上之郷の石神はその代表的な存在のひとつに数えられています。素朴な木の鳥居と苔生した石段が、長い年月この地を見守ってきた歴史を静かに物語っています。